導入実績
運輸業界の脱炭素化を目指して 太陽光発電+蓄電池導入
安立運輸株式会社様

業種
運輸業
所在地
東京都
設置場所
屋根(折板屋根)
太陽光パネル数
50枚
システム容量
20.7kW
太陽光発電を導入するまで
御社の事業について教えてください。
1960年の創業以来、新聞輸送を事業の柱として東日本エリア中心に新聞印刷工場からトラックで各地の販売店に新聞輸送を行っており、業界内ではトップクラスの実績を誇っています。安全性、かつ迅速さを両立した輸送を強みとして長年にわたり多くの企業様からの信頼を獲得しました。また、近年は環境負荷軽減のためにエコドライブや低公害車、EVトラックの導入を進め持続可能な物流の実現を目指しています。
導入したキッカケは何ですか?
弊社では、社内として環境問題やBCP(事業継続計画)対策を意識する中で、停電時の電力確保を重要視していました。また、物流業界全体として環境負荷の軽減が求められている背景もあり、太陽光発電の導入を検討する流れになりました。太陽光発電と蓄電池の導入は災害時の電源確保はもちろんのこと、環境負荷軽減にも貢献できると考えています。今後も持続可能なエネルギー活用を進め、業界全体の流れに沿った取り組みを続けていきたいと思っています。

取締役 統括本部長 矢倉屋様
当社を知った経緯と、最終的に当社を選んだ決め手となった点について教えてください。
最初に太陽光発電の導入を考えた際、私自身も業界について全く知識がありませんでした。そのため、まずは一括見積もりサイト等を利用して、いろいろな会社を調べていました。その中で御社のことを知り、詳細を確認しました。いくつかの会社と比較しましたが、ある工事会社は大規模案件向けであったり、PPAのみなど対応できる範囲が限られていたりしました。また、問い合わせをしてもコールセンター経由での対応が多く、具体的な話に進みにくいと感じました。その点、御社は直接担当の方と話ができ、スムーズに進められたので、安心感がありました。導入の詳細なシミュレーションに加え施工実績やお客様の声等も説明いただけたことが更に設置のイメージを持てたと思います。また、手続きが煩雑な補助金申請のサポートまで一貫して対応していただけたことでスムーズに導入を進めることができたのも大きな決め手です。

統括本部 丹羽様 主に見積りサイトの閲覧等情報収集を担当
営業or工事のどういったところが良かったでしょうか?
営業担当の方は非常に親身に対応してくださり、弊社の課題や要望を細かくヒアリングした上で最適なプランを提案してくださいました。工事に関してもスケジュール管理が徹底しており、事前の説明通りに進行しました。特に、作業の安全性や周囲への配慮が行き届いており、スムーズな導入が実現できた点が良かったと感じています。
「太陽光」についての最初の印象はどのようなものだったでしょうか。
導入前は、初期投資が高いのではないかメンテナンスが大変ではないかという懸念がありました。しかし、実際に導入を検討してみると、補助金制度の活用や長期的な電気代削減効果を考慮すれば、非常に合理的な選択だと感じました。
太陽光発電を導入してから
社内でどういった話をしたか等、太陽光の導入に至るまでのプロセスについて、お伺いしてもよろしいでしょうか。
導入イメージ、費用や導入までのスケジュールについての議論が多かったですね。最初は本当に必要なのかという意見もありましたが、経営層の中で今の時代を考えると環境負荷軽減とBCP対策・持続可能なエネルギーへの移行は避けられないという認識に変わっていきました。共通の認識を持ち、その後で複数の業者から提案を受け、社内でコストと効果のシミュレーションを行って慎重に検討し、導入に至りました。

BCP対策に蓄電池を2台設置
御社の業界にとって、太陽光発電はおすすめだと思いますか?
はい。物流業界全体にわたって電力消費が多いことに加え、特に倉庫や物流センターは広い屋根を所有している場合が多いので、空いているスペースを有効活用できる点は大きなメリットだと思います。カーボンニュートラルの推進が求められる中で環境対策としても有効です。
今後どのような事業展開を図っていますか?
既にEVトラックを導入しており、今後はさらに台数を増やしつつ、蓄電池を活用したエネルギーの最適化を進めていきます。また、より効率的な物流システムの構築を目指し、持続可能な輸送の実現に向けた取り組みを強化していく予定です。
太陽光を他の会社様に推薦する意向や意識というものはございますか?
導入してまだ間もない所はありますが、電気使用量の多い企業には積極的に検討することをおすすめします。コスト削減だけでなく、脱炭素の取り組みに分かりやすく貢献できる点は企業価値の向上にも繋がります。今回、太陽光発電の補助金についても正しく知ることができたので補助金も併せて紹介するようなこともイメージしております。
地域社会や社会全体への貢献についての取り組みはありますか?
弊社ではグリーン経営認証も取得しており、環境負荷の軽減に向けた取り組みの一環として燃費削減のための運転管理や低公害車の使用、EVトラックの導入も進めています。単に物流を提供するだけでなく、社会全体にとって有益なサービスを展開していくことが重要だと考えています。今後も持続可能な物流のあり方を模索しながら、地域社会に貢献していきたいと思います。
最後に
太陽光発電を検討している方に、検討する上でこういった数字は見た方がいい・補助金情報は見ておいた方がいい点等一言アドバイスをお願いします。
電気代削減効果を正しく理解するために、現在の電力契約内容や使用状況をしっかりと把握することが重要です。事前に正確なデータを確認することをおすすめします。補助金制度は非常に有益ですが、申請手続きが複雑な場合もあります。今回、サンエーさんにその部分を大きくサポートしていただき円滑に工事まで進みました。営業・申請サポートの体制と施工の体制が一貫してしっかりとしているサンエーさんがオススメです。

脱炭素の取り組みの目的で太陽光発電の導入をされたという安立運輸株式会社様は、年間で10.8tの実質二酸化炭素排出量の削減が見込めます。運輸業界のイメージの変革にも積極的に取り組んでいる企業様でした。
安立運輸株式会社様の公式ホームページはコチラ
https://www.anritsutransport.co.jp/
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