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お役立ちコラム

2023/03/10

太陽光発電の見積もり完全マニュアル|コストと業者選定のポイント

太陽光発電

太陽光発電を導入しようと検討しているが、見積もりをどのように取ればいいかわからない方も少なくないでしょう。最近では、一括見積もりサイトなどで誰でも手軽に見積もりが取れるようになりましたが、利用する際に注意すべきポイントも存在します。

こちらの記事では、太陽光発電システムの見積もりで失敗しないために押さえておきたいポイントや信頼できる業者の選び方、さらには相見積もりの重要性についてもご紹介します。悪徳業者による被害に遭わないためにも、ご紹介するポイントをしっかりと押さえたうえで業者選びをしていきましょう。

目次

見積もりの適正価格を知るためには「相見積もり」が有効

太陽光発電システムに限らず、あらゆる設備を導入する際は見積もり相場の妥当性を確認することが重要です。

相見積もりとは、複数の業者に見積もりを依頼して比較・検討することを指します。同じ条件であっても、坪単価や工事方法、使用する設備費用など、それぞれの項目にかかる費用が異なることは珍しくありません。

相場を確認して、提示された見積もり額が適切かどうかを判断するために、太陽光発電システムを設置する際は必ず複数の業者から見積もりを取るようにしましょう。

ただし、ここで注意したいのは相見積もりを依頼しすぎないことです。なるべく多くの業者から相見積もりを取ったほうが見積価格の妥当性を確認できると思いがちですが、実はそうとは限らないからです。

必要以上に相見積もりを依頼してしまうと、比較対象が多すぎるために十分に比べられなかったり、対応しなければならないことが増えすぎてしまったりするなど、さまざまな問題が生じてしまいます。そのため、相見積もりを依頼する際は3社程度、多くても5社までに絞って比較・検討することをおすすめします。

一括見積もりサイトを利用するメリット・デメリット

太陽光発電システムを導入に向けて相見積もりを依頼する際に多くの方が活用しているのが、無料で利用できる「一括見積もりサイト」です。

一括見積もりサイトとは、必要事項を入力・登録するだけで、複数の業者に一括で見積もり依頼できるシステムのことです。ここからは、太陽光発電を導入する際に一括見積もりサイトを利用するメリット・デメリットを詳しくご紹介しましょう。

太陽光発電の一括見積もりサイトを利用するメリット

太陽光発電の一括見積もりサイトを利用するメリットは次の4つです。

一度の入力で複数の業者に見積もりを依頼できる

一括見積もりサイトを利用する最大のメリットは、一度の入力で複数の業者に同時に見積もり依頼ができることです。

自分で複数の業者に見積もり依頼をする際は、業者を選ぶ作業から始まり、個別に電話やメールなどで問い合わせしなければなりません。希望条件も都度伝えなければならないため、面倒に感じてしまったり、思った以上に時間がかかったりするケースも多いでしょう。

しかし、一括見積もりサイトを利用すれば、専用フォームに一度入力するだけで複数社に依頼できます。見積もり依頼は早ければ1分程度で完了するため、より多くの選択肢から販売業者を選びたい方にとって、手間と時間が大幅に省けるのが大きなメリットです。

最新の相場価格をチェックできる

一括見積もりサイトは、同時に複数社から見積もりを請求できるため、最新の相場価格をチェックできます。

同じような発電量の太陽光設備であっても、依頼する業者によっては数十万近い差が生じるケースもあります。そのため、一社のみに見積もり依頼をするよりも費用の妥当性をしっかりと確認したうえで業者を選べるはずです。

依頼する際は、なるべく同じメーカーの同じ型番のパネルを指定するのがおすすめです。業者ごとの見積額の差がわかりやすく、相場の妥当性をより確認しやすくなるでしょう。事前にパンフレットなどで情報収集をして、導入予定のパネルなどの目星をつけてから見積もり依頼することをおすすめします。

無料で利用できる

太陽光発電の一括見積もりサイトは、基本的にどのサイトも利用回数に関わらず無料で利用できます。会員登録なども必要なく、思い立ったときに気軽に見積もり依頼をして相場価格をチェックできるサイトがほとんどです。

太陽光発電システムに興味があり、どの程度の費用がかかるか知りたい方にもぴったりのサービスといえるでしょう。

質の良い業者に出会える確率が高い

一括見積もりサイトは独自の厳しい審査基準を設けていることも多く、登録業者を厳選しているサイトもあります。そのため、質の良い業者に出会える確率も高いといえます。

太陽光発電を取り扱う業者のなかには、見積もり額よりもはるかに高額な費用を請求したり、ずさんな施工をしたりする悪質業者も数多く存在します。太陽光発電システムを長期間安心して利用するためにも、信頼できる業者に施工を依頼することはとても大切なポイントです。

太陽光発電の一括見積もりサイトを利用するデメリット

太陽光発電の一括見積もりサイトを利用するメリットは数多くありますが、利用する際はいくつか注意すべきポイントもあります。

ここからは、一括見積もりサイトを利用する3つのデメリットをご紹介しましょう。

電話やメールで何度も営業される危険性あり

一括見積もりサイトを利用する際は、あなたの電話番号やメールアドレスなどの連絡先を記載する項目が必ず設けられています。業者に連絡先を知られてしまうため、営業電話がしつこくかかってくるケースもあるでしょう。

もちろん、一括見積もりサイトではなく一般的な見積もりの取り方をしても営業電話がかかってくることはありますが、対象となる業者の数が異なります。不特定多数の業者から連絡がかかってくるかもしれないリスクを理解したうえで利用しましょう。

また、正式に依頼する業者が決まっても、サイトのシステム上、他の業者にはその事実は伝わりません。連絡を無視していても、しつこく連絡が来るケースもあります。利用予定のない業者に対しては、きっぱりとお断りしましょう。

見積もりができない業者や会社も存在する

太陽光発電の一括見積もりサイトは、近隣にあるすべての業者が登録している訳ではありません。また、利用する見積もりサイトによって登録する業者にも違いがあります。

気になっている業者があっても、利用するサイトの登録業者でなければ比較・検討できないケースもあると理解しておきましょう。一括見積もりサイトに登録されていない業者のなかに気になる業者がある場合は、個別に見積り依頼をします。

相場よりも高い費用を請求されるケースもある

一括見積もりサイトは、業者からの広告料や利用手数料、登録手数料によって運営されています。そのため、見積り費用に広告料などが上乗せされて、本来の価格よりも高額になっているケースも少なくありません。

しかし、これは一括見積もりサイトに限った話ではなく、それ以外の方法で業者選びをした際にも同様のケースがあります。例えば、住宅メーカーなどが紹介する太陽光発電の業者は、住宅メーカーへの紹介料が上乗せされている場合があります。

一般的には、一括見積もりサイトに掲載している業者は競争原理が働いているため、相場よりも安い費用を設定しているケースがほとんどです。

費用の妥当性をしっかりと判断するためにも、複数の業者から見積もりを取ることが重要であることは間違いありません。

一括見積もりサイトはあくまでも参考程度に!

このように、太陽光発電の一括見積もりサイトにはメリット・デメリットがあるとわかりました。一括見積もりサイトに登録しているからといって、信頼性や価格の妥当性を証明している訳ではありません。

一括見積もりサイトに掲載されている情報をすべて鵜呑みにするのではなく、あくまでも参考程度にという姿勢で利用することが大切です。多くの選択肢のなかからあなたに最適な業者を選べるでしょう。

見積もりから設置までの流れ

ここからは、太陽光発電の見積もりから契約、設置完了までの流れをご紹介しましょう。

STEP1|検討

太陽光発電の設置を検討するときには、太陽光発電に関する基本的な知識を身につけることから始めましょう。実際に見積もりを依頼する際や業者に相談する際も、ある程度情報を持っておくことでスムーズな話し合いができます。

必要な知識を身につけるためにできることは次のとおりです。

  • 設置業者や販売メーカーのホームページをチェックする
  • 太陽光発電の展示会やショールーム、イベントなどに参加する
  • 複数のメーカーの商品カタログを取り寄せ、比較する
  • すでに導入している方や企業の話を聞く

住宅用の太陽光発電は10〜15年、産業用ならば20年以上運用することになります。導入する目的をしっかりと認識しておきましょう。

また、見積もり依頼をする前に、導入資金額もあらかじめ検討しておく必要があります。設置する面積によって費用は大きく変動するものの、一般的な家庭用太陽光発電を設置する場合でも100万円以上の設置費用がかかります。

ただし、国の補助金制度や自治体独自の助成金制度が利用できれば、設置費用の足しになるでしょう。設置費用を一括で支払うのが難しい場合は、ソーラーローンの利用も検討してください。

STEP2|見積もり依頼

太陽光発電の導入を本格的に検討しはじめたら、販売施工業者に見積もり依頼をしましょう。個別の見積もり依頼はもちろん、一括見積もりサイトを利用しても構いません。

見積もりを取る際は1社に限定するのではなく、必ず2社以上に依頼するようにしてください。

STEP3|現地調査・見積書入手

太陽光発電は、すべての住宅の屋根や土地に設置できる訳ではありません。さらに、設置する立地や環境によって、設置容量や発電量、設置工事費用が大きく異なるため、販売業者による現地調査が必要不可欠です。

実際に現地調査をすると、どのような形で設置できるか、そしてどの程度の発電量が見込めるか、そして初期費用がどの程度の期間で回収できるかなどの、発電シミュレーションを知ることができます。現地調査後、正式な見積書が提出されます。

STEP4|契約

複数の業者による提案のなかから、最適なプランを選択して契約を結びましょう。契約の際には、初期費用だけを見て決めることのないように注意してください。アフターメンテナンスや保証サービス、さらには各種手続きや公的支援制度の説明や案内をしっかりとしてくれるかも確認しておきましょう。

STEP5|施工

販売業者との契約を結び、各種申請の許可がおりたら、実際の設置工事がはじまります。基礎工事や架台の設置、パワーコンディショナなどの各種設備の設置を行ったあと、電気の配線工事を行ない設置完了です。

STEP6|運転開始・メンテナンス

設置工事が完了したら、太陽光発電システムで発電した電力を電力会社に買い取ってもらうために必要な契約を結び、本格的な運用が始まります。運転開始後も、定期的な点検やメンテナンスを施工業者に依頼することで、長期間にわたって安心して運用できるでしょう。

太陽光発電の見積もり|3つのチェックポイント

太陽光発電システムの見積もりを取る際は費用だけでなく、その他にも確認すべき項目がいくつか存在します。ここからは、太陽光発電システムの見積もりを取る際にチェックすべき3つのポイントをご紹介します。

総額をチェックする

見積書には部品の内訳や工事代金などが細かく書かれていますが、まずは設置費用の総額を確認してください。それぞれの内訳は、業者側が簡単に操作できてしまうものだからです。

例えば、太陽光パネル1枚あたりの価格は格安に見せていても、その分設置工事費に上乗せしているケースがあります。パネルにかけるコストを割安にできると見せつつ、そのほかにかかる費用を高くして帳尻を合わせているかもしれません。

また、総額が安すぎるケースでは、必要な施工が省かれるなど粗悪なシステムを販売する悪質なパターンが考えられます。

このように、総額が高すぎても安すぎても注意すべき対象になります。そのため、まずは見積もり費用の総額を確認しましょう。オール電化の工事や蓄電池の設置など、太陽光発電システム以外の工事が必要な場合は、それぞれの費用の内訳を確認し、費用総額を比較してください。

kW単価をチェックする

2つ目のチェックポイントは、kW単価です。kW単価は別名「システム単価」や「設備単価」と呼ばれることもあります。kW単価とは、1kWの電力を発電するのに必要な費用を指します。kW単価が安ければ安いほど、安いコストで発電できることを意味します。

kW単価を算出する計算式は、次のとおりです。

kW単価=太陽光発電の総額(税抜き)➗発電システムの出力(kW)

例えば、税抜き総額が150万円、発電出力が5kWの太陽光発電システムの場合は、kW単価は30万円です。

ただし、注意しなければならないのは、kW単価の安い業者が必ずしも優良な業者だという訳ではないということです。

設置するパネルの枚数を増やすと、kW単価は安くなる傾向にあります。そのため、型落ちした性能の悪い格安パネルを何枚も設置したり、手抜き工事をしたりするなどの方法でkW単価を下げることもできてしまいます。kW単価が安すぎる業者には注意しましょう。

ちなみに、資源エネルギー庁が発表するkW単価の目標値は25〜30万円/kWです。この目標値を参考にしながら、kW単価の妥当性を確認してください。

パネルの種類をチェックする

3つ目のチェックポイントは、パネルの種類です。パネルの種類によって、性能はもちろん、1枚あたりの単価も大きく異なるため、単価はもちろん、発電量をしっかりと確認してください。

見積書で提案された同じパネルの型番で見積もりを依頼したり、インターネットでパネルの型番を調べたりして、パネルの性能と価格の整合性が合っているかを調べておきましょう。

見積もりで失敗しないための5つのポイント

太陽光発電システムの見積もりで失敗しないためにも、しっかりとポイントを押さえながら比較・検討していきましょう。ここからは、見積もりを取る際に失敗しないためのポイントを詳しくご紹介します。

最新の相場を把握する

太陽光発電システムを設置する際は、最新相場を確認しましょう。見積もり費用をチェックしただけで高いか安いかを判断するためにも、市場全体の相場を把握しておくことが重要です。

太陽光発電システムの導入費用は、年々変動しています。数年前の相場は当てはまらないため、最新相場を確認してください。

不安な場合はしっかり質問する

見積書に関する内容で何か不安なことや疑問点があった場合は、遠慮なく業者に確認しましょう。質問した際に、嫌がらず細かい部分まで親切に対応してくれるかは、信頼できる業者を判断する一つの材料となります。

見積書の価格がわかりやすいか

見積書の形式は、業者によって異なります。総額や項目ごとの内訳がわかりやすく表記されているかを確認しましょう。

費用の内訳がざっくりとしている見積書や「一式」としか記載されていない見積書は、本来必要のない費用が上乗せされているかもしれません。

費用総額の妥当性を確認するためにも、次の項目が記載されているかをチェックしてください。

▽見積書に記載されているか確認すべき項目

  • 設備の商品名
  • 型番
  • 数量
  • 単価
  • 足場代
  • 工事の技術料
  • 発電量(kW)

特に注意すべきなのが「足場代」です。足場代は見積書の費用に加えられていないケースが多く、あとから追加請求される恐れがあります。足場代の記載がない場合は、契約する前に業者に確認することが重要です。

補助金に関する記載があるか

太陽光発電システムを導入する際に利用可能な補助金に関する記載があるかどうかも確認しましょう。国や自治体から補助金が適用された場合、数万円から数十万円の節約につながります。

また、補助金に関する記載がない場合も、必ずしも業者に問題があるとは限りません。該当する年度分の受付が終了していたり、導入する設備が補助金の対象外であったりする可能性もあります。補助金制度で不明点や疑問点があった場合は、契約を結ぶ前に必ず業者に確認してください。

値引きの金額が過剰ではないか

他社の見積もりと比較して過剰な割引をしている業者には注意しましょう。より多くの顧客を獲得するために、値引率を大きくしたり、正式な契約時とは異なる金額で見積もりを提示したりするケースがあるからです。

見積書の金額だけで業者選びをしてしまうと、のちのち大きなトラブルに巻き込まれるリスクが高まります。見積もり金額の妥当性をしっかりと確認したうえで契約しましょう。

信頼できる太陽光発電システムの設置業者の選び方

最後に、太陽光発電システムを導入する際に知っておくべき信頼できる販売業者の選び方をご紹介しましょう。

複数のメーカーを取り扱っているか

太陽光発電システムは、年々需要が高まっていることから取り扱うメーカーも徐々に増えてきています。メーカーごとに販売するパネルの種類や形、特徴、価格帯が大きく異なるため、複数のメーカーを取り扱う販売業者がおすすめです。

神奈川県に本社を置く太陽光発電システムの設置業者であるサンエーでは、豊富なメーカーを取り扱っています。

▽サンエーで取り扱う太陽光発電メーカー

・Q cells
・XSOL
・カナディアンソーラー
・東芝
・京セラ
・パナソニック

サンエーは、お客様の予算や要望に合わせた太陽光発電システムをご提案いたします。お気軽にご相談ください。

豊富な実績があるか

太陽光発電システムを設置するためには、高い技術力と確かな知識が必要になります。特に、屋根の上に固定する住宅用の太陽光発電システムは、正しく設置できていないと雨漏りなどの原因となってしまいます。

設置後の故障や不具合などで余計な費用をかけないためにも、太陽光発電システムの販売実績や取り付け実績が豊富な業者を選びましょう。

デメリットも包み隠さず教えてくれるか

太陽光発電システムの設置はメリットばかりではなく、必ずデメリットも存在します。導入費用が高額なこと、さらに定期的なメンテナンスが必要なことなど、導入後に考えられる注意点もあらかじめ話をしてくれる業者を選ぶようにしましょう。

営業担当者のなかには、導入するメリットばかりを語り、悪い部分を隠そうとする人も少なくありません。また「絶対」というキーワードばかりを羅列する営業担当者にも注意してください。

デメリットに関する質問をした際の反応や回答内容などをしっかりと見極めて、信頼できる業者を探していきましょう。

営業担当の人柄や対応が信頼できるか

太陽光発電システムの寿命は、家庭用で10〜15年、産業用の場合で20年以上といわれています。太陽光発電システムを導入後も、アフターフォローなども含めた長い付き合いになるケースも珍しくありません。

長期間にわたって気持ち良く付き合っていくためには、営業担当者との相性のチェックも重要なポイントです。依頼主に最適なメーカーを提案してくれるか、そして訪問調査後に見積もりを出してくれるか、時間や約束をしっかりと守ってくれるかなどの対応力はもちろんのこと、営業担当者の人柄なども総合的に判断して信頼できる設置業者を選びましょう。

導入費用が適切か

太陽光発電システムを導入する際は、安ければ良いというものではありません。市場相場と大幅に異なる見積もり費用を提示される場合は、高い場合と安い場合どちらも注意する必要があります。

近年は、補助金制度が拡充されていること、そして光熱費削減を目的とした設置希望者が増えていることから、太陽光発電システムを取り扱う業者数も急激に増加しています。

大幅な値引きをして粗悪品を売りつけられるケースや、高額な商品を相場と同等と見せかけて購入させるケースも少なくありません。設置後のトラブルに巻き込まれないためにも、適切な導入費用を提示されているかをきちんと見定めていきましょう。

保証内容が充実しているか

太陽光発電システムの設置業者を選ぶ際は、設置費用だけでなく、必ず保証内容についてもチェックしてください。太陽光発電システムの保証内容は、おもに次の3種類です。

  • 品質保証
  • 工事保証
  • 自然災害保証

品質保証とは、メーカー指定の施工方法で設置した場合に適用されるメーカー保証のことです。通常の販売店であれば、品質保証の対象となります。安心してください。

工事保証とは、設置業者が独自に設けている保証サービスです。万が一、雨漏りなどの工事不備によるトラブルが発生した場合、設置業者の責任のもと修理・修繕してもらうことができます。

自然災害保証とは、雷や雪、台風などの自然災害によるシステム故障が生じた際に適用となる保証です。台風でパネルが飛ばされてしまったり、大雪によるパネル破損が生じたりした場合に、修理代や商品交換代が支給されます。

契約する業者にどのような保証サービスがあるかを確認しておくことで、万が一の際も安心して修理や修繕依頼ができるでしょう。

まとめ

太陽光発電システムの見積もり方法である一括見積もりは、さまざまなメリットがある一方で、必要以上に営業をかけられてしまう危険性があること、そして見積もり費用が相場より高く設定されているケースがあるなどのデメリットも存在します。利用する際は、メリットとデメリットの双方を理解したうえで活用していきましょう。

太陽光発電システムの販売業者とは設置後もメンテナンスや定期点検などを依頼するケースが多いことから長い付き合いとなります。多少手間をかけても、自分の力で複数の業者を比較・検討し、最適な業者を探しましょう。

神奈川県に本社を置き、東京や松江、八戸にも支社を持つサンエーは、産業用はもちろんのこと、家庭用太陽光発電システムの設置実績も豊富にあります。設備導入の設計から施工はもちろん、導入後のアフターフォローまでワンストップでトータルサポートいたします。安心してお任せください。

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