防水塗装も一緒にできるところが決め手の一つ

御社の事業について教えてください。

弊社はIT産業に属する、主にソフトウェア・ハードウェアを開発している会社です。2016年に発表された太陽光パネルのクラック検出装置（太陽光パネルにひび割れ等がないか確認することのできる装置）、これは世界で弊社しかリリースしたことがございません。そういった装置の開発を行っております。あとは会社自身がカルチャーセンターや、学童教育にも力を入れておりまして、主に小中学生向けにプログラミングの授業等を行っているのが弊社の特徴になります。お客様の層としては、大手の会社様が多く、特に研究部門に所属しているような方が多いです。

株式会社電子工学センター 森下様

今回、太陽光を導入されたきっかけは何だったのでしょうか。

電気代の削減が第一の目的ですね。施設内で暑くなり始めると冷房等をつけるので、太陽光発電を導入する前の電気代は月30万円を超えていました。それが今17～18万円になっています。ですので、年間100万円強の電気代の削減を実現しています。プログラミング教室の際に子どもたちも来られ、常時冷房の運転は欠かせないので大変助かっています。

弊社を知った経緯と、最終的に弊社を選んだ決め手になった点を教えてください。

御社と相談する前から太陽光パネルを社屋に設置する計画自体はございました。最初は電力会社さんに相談しました。そして屋根の上へ上がって、設置の可否を確認してもらいました。ただ屋根が防水のアスファルトが敷き詰められている関係で、フカフカで設置ができないという判断になりました。そこで御社と話すことになりました。御社とは、この水漏れ対策の為のアスファルトを調整してから太陽光発電の話をしましょうということになって、今回設置するに当たって一番大事な防水加工を施して、太陽光パネル設置をできるようにしていただいたという流れになります。ですので、最終的には御社が防水塗装も一緒にできるところが決め手の一つとなりました。工事の姿勢のあり方や誠意をよく分かっていて、「また頼みたいな」と純粋に思い、現在も御社の営業担当の方には本当にお世話になっております。

電子工学センター様 防水塗装後の屋根の様子 これにより架台・太陽光パネルが設置可能に

森下さん自身が太陽光について持った最初の印象をお聞かせください。

太陽光の業界については、私自身が職人としての誠意や誠実さを求めるところはあるので、単に太陽光を「商材」として扱うような方とは感覚的に合わないと感じます。「工事」の完了までが太陽光じゃないですか。ですがそういった前者のような見方をしている人が多いような印象はあります。

太陽光の導入に至るまで社内でどういった話をしたかなどプロセスについて教えてください。

弊社は代表が設置に対する強い意志を持っていたので、最初に設置ができないという判断をいただいた際に、それでも「どうしてもやりたい」という話になりました。アスファルトを取ったら防水が弱くなる点を鑑みて、そこで御社の知恵をいただいて、固くするためにどうしたらいいかを相談しました。代表にとって再生可能エネルギーを利用していることはお金以上の価値や意味があると考えていたのだと思います。

太陽光発電を設置するにあたって当初心配だったことや大変だったことは何かございましたか?

風で架台ごと飛んだといったような話を聞いたことがあったので、「風」が心配でした。御社の営業担当から、側面に風よけがついている架台を紹介してもらいました。これだったら安全だなと思いました。そのような提案いただき大変助かりました。

今後どのような事業展開をお考えでしょうか？

最初にもお話ししました太陽光発電のクラック検出装置なんかは完全に内製品ですが、そういった内製品を増やしたいと考えております。弊社には安いものをいくら安くできるかといった戦いは向いていないと思っているので、大手にはないこの「オンリーワン」、内製化というところを今後もどんどん広げていきたいです。

これから太陽光発電の設置を検討している方に、検討する上でこういった数字は見たほうがいい等アドバイスを一言お願いします。

弊社の場合でしたら、使用している電力の30パーセント近くが太陽光発電でまかなうことができるので、そういった効率的な部分も相談すべき所かなと思います。また、環境に対するところにも目を配って、太陽光発電の設置を試みるのも良い選択だと思います。設置後の会社のイメージを膨らませた上で対応を検討するのが、お勧めです。

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