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Introduction

導入実績

緑地換算の観点で自家消費型太陽光発電導入

学校法人小松原学園 叡明高等学校様

業種

高等学校

所在地

埼玉県

設置場所

屋根

太陽光パネル数

338枚

システム容量

140.2kW

目次

太陽光発電を導入するまで

今回太陽光パネルを設置した、叡明高等学校様の校風や学校法人小松原学園様の法人事業について教えてください。

本校では「自主自立」を教育の目標に掲げており、教員から一方的に指示をするのではなく、生徒と一緒に考え、導き出すことをモットーとしています。まるで大学のような自由で開放的な雰囲気があり、生徒が自ら学びに取り組む環境を整えています。また、設備面でも大学に近いものを提供しており、校内にはファミリーマートさんなどのコンビニが入っているほか、教室はガラス張りのオープンな設計になっており、外からでも教室内の様子が見えるようになっています。その他の収益事業としては必要に応じて施設の貸し出しなどを行っています。地元から通う生徒が多いです。また、合唱や、吹奏楽が特に有名で、それを目指して入学する生徒も多く見受けられます。

学校法人小松原学園 叡明高等学校 総務部 主事 大塚様

太陽光発電システムを導入したきっかけは何ですか?

もともと、越谷の学校の体育館にはエアコンが設置されていませんでした。そのため、最初は射熱塗装を施すという案があり、塗装の見積もりをお取引様に依頼しましたが、費用対効果が、こちらが考えるより良くありませんでした。そこで、太陽光パネルが体育館に屋根を覆う遮熱効果に期待することもあり、導入を検討することになりました。当然、電力を確保することも目的としており、その流れから太陽光パネルの導入に至りました。電力の確保と併せて、再生可能エネルギーの活用にも興味があり、以前にも太陽光パネル設置の計画があったものの見送りとなった経緯がありました。そのため、今回の機会に導入を決定した次第です。

弊社を知った経緯というのは何ですか?

本校の電力でお世話になっている大手のお取引様よりご紹介をいただきました。

導入にあたって多くの業者を検討されたかと思いますが、サンエーを選んだ決め手は何だったのでしょうか?

はい、貴社を含めて他に3社ほどの太陽光発電システムについてお話を伺い、それぞれにプレゼンテーションをお願いしました。その中で、本学園の意向に最も寄り添ってくださったのが貴社でした。価格帯や施工方法、パネルの出力など、我々の希望に合致しており、その点が決め手となりました。具体的には、希望する発電量やパネル設置の範囲、予算、回収期間についてしっかりと検討し、担当者様からも丁寧に説明していただきました。太陽光発電は専門的な分野でもあり、こちらから多くの質問をさせていただきましたが、担当者様より親切かつ丁寧に対応いただいたことで、比較検討を進める上で非常に助かりました。

その際にされた質問には、どのようなものがありましたか?

特に気にかけていた点は、耐久年数や補償に関する事です。また、メンテナンス方法についても確認させていただきました。これらは導入において非常に重要な要素であり、詳細にお伺いしました。

工事の面で特に良かった点はございましたでしょうか?

工事に関しては、まず学校という環境のため、「生徒の学校生活・学習面への配慮をお願いしたい」と事前にお願いしたところ、周囲への影響を最小限に抑え、慎重かつ丁寧に進めていただきました。また、ゴミの処理に関しても、事前に「どこに捨てればよいか」とお声掛けいただき、目立たない場所にまとめてくださいました。翌日にはそのゴミもすぐに処理されており、非常に配慮の行き届いた対応に感謝しております。こうした細やかな気遣いによって、安心して工事を任せることができました。

教室や自習室・図書室もガラス張りになっていてオープンなつくりとなっている

太陽光発電を導入してから

体育館内で電力消費が多い機器には、どのようなものがありますか?

やはり空調機が最も電力を消費していると思います。照明についてはLEDに変更しましたので、現在ではおそらく空調が一番の消費源です。特に夏場は体育の時間など、長時間使用することが多く、また、コンピューター室等の部屋については一定の温度を保つ必要があるため、空調が常に稼働している状況です。こういった点で、空調機の電力消費が特に目立っていると感じています。

大塚様ご自身のご意見についてうかがえればと思うのですが、太陽光発電システムについて最初はどのような印象をお持ちでしたか?

最初の印象としては、発電効率が非常に低いというものでした。太陽光発電が登場し始めた約35年前から少し知っていたのですが、その当時は発電が不十分で、充電もあまり期待できないという印象が強く残っていました。また、耐久性についてもあまり良くないという話を耳にしていました。回収の年数も20年程度かかるのが良い方だろうと、当時はそういった印象を持っていました。それもあり、今回のシステムの話を聞いた際は物凄く進化していて安心できるなと感じました。

学校内でどのような話し合いを経て太陽光発電システムの導入に至ったのか、プロセスについて教えていただけますか?

まず貴社の担当者様から太陽光パネルの発電効率や耐久性、保証内容についてご説明をいただき、その後、ご紹介元の取引先企業様からも電気代が高騰している理由や、太陽光発電システムを導入することでどの程度電気代が削減されるかの試算を行っていただきました。これらの情報を取りまとめた上で、理事会にて議題に挙げて頂きました。社会情勢や燃料費の高騰といった背景も含めて議論し、導入の重要性を確認しました。また、緑地面積についても考慮しており、将来的な施設の増築に備え、緑地の確保を意識しながら計画を進めました。

太陽光パネルは緑地面積に含まれると考えられますが、現状の緑地面積についての話し合いはどのように進められましたか?

もともと、緑地面積が心許ないことは把握していました。また、新しい建物を建てる計画があり、生徒数が増加しているため、今後さらに新しい建物が必要になる可能性も十分にありました。そういった懸念事項を踏まえ、今回の太陽光パネル設置が緑地面積として利用できないかどうかを検討しました。

学校内にある中庭。緑地の拡充が最後まで課題だったといい、緑地を新たに作るのではなく緑地としてみなされる太陽光発電システムの導入という手段を選びました。

実際に工事を進める中で、心配だったことがあれば教えていただけますか?

本校が位置する越谷地区は雨風が非常に強い地域であるため、災害に対してどれほど耐えられるかが懸念事項の一つでした。また、当時はカラスの営巣が目立つ時期でもあったため、鳥害のリスクについても心配していました。しかし、遠隔監視システムを導入したことで、災害や鳥害が発電に影響がないかリアルタイムで確認できるようになり、安心して工事を進めることができました。また物損に係る補償が付帯していることから懸念事項は払しょくされました。

学校など教育機関という業界において、太陽光発電はおすすめだと思われますか?

学校施設は公共性の高い施設であり、当校も避難所に指定されています。そのためライフラインの確保、停電時には近隣住民の方々に携帯電話の充電など最低限の電力供給ができることが重要だと考えています。また、生徒への教育の場として新しい施設設備を建築する際に懸念事項の一つとして挙げられる緑地面積についても太陽光パネルを設置することで確保が可能なため、地域貢献、教育活動の充実という側面から非常に有用な物であると考えています。

今後、小松原学園様の中で今後力を入れていきたい取り組みはございますか?

交換留学にも注力していて、越谷東と越谷のロータリークラブさんと連携して昨年に引き続き今年も本校から2名の留学、外国から2名の留学生を受け入れています。浦和にも所有している校舎があるのですが、現在建て替えを検討している状況です。今後も地域に根ざした活動や、生徒の学びの環境をより充実させる取り組みに力を入れていきたいと考えています。太陽光発電に限らず、持続可能なエネルギーの活用や環境教育の強化を通じて、地域社会に貢献できる学校を目指していく所存です。

総合学習の時間を使って海外の国について調べ学習を行っています

他の学校様や企業様に対して、太陽光発電システムを推薦する意向やお考えはございますか?

太陽光発電システムは決して安価なものではないため、「気軽に導入してみてください」とは一概には言えません。しかし、学校のように公共性の高い施設においては、電力削減に貢献するだけでなく、地域社会への貢献や生徒の興味関心を引き出す機会にもなります。そうした条件や、補助金を用いて考えるのであれば、太陽光発電システムの導入を積極的に検討いただきたいと考えております。

地域社会や社会全体への貢献について、何か取り組んでいることはありますか?

当校では地域貢献活動として、清掃活動を行っているほか、越谷の阿波踊り大会にも参加しています。これらの活動には生徒が主体的に参加しています。また、合唱部が老人ホームを訪問し、演奏を披露するなど、地域の方々との交流を深める取り組みも行っています。学校がこうした活動を続けられるのも、地域の皆様の支援があってこそだと感じていますので、今後も地域の皆様と協力しながら、より良い社会を築いていきたいと考えています。

最後に

太陽光発電を検討している方に向けて、検討時に確認すべきポイントや補助金情報についてアドバイスをお願いします。

太陽光発電システムを導入する際は、施工業者様だけでなく、ご契約の電力会社や建物の設置業者とも話し合いをすることをおすすめします。特に、パネルの耐荷重や電力効率について相談し、建物や設備全体を考慮したうえで検討すると良いと思います。また、蓄電池の導入も重要ではないかと考えています。特に、日中の発電を有効に活用するために蓄電池を使用し、夜間の電力供給にも備えることが大切です。避難所として指定されている施設の場合、日中は電気を供給できますが、蓄電池がなければ夜間に電力を提供することが難しくなります。蓄電池の導入にはコストがかかりますが、長期的な視点で電力の有効活用や災害時の対応を考慮しながら検討することを強くお勧めします。

株式会社サンエーでは、設置した太陽光パネルを設置して終えるのではなくリサイクル業者との連携を目指し、適切な処理方法のルートまで開拓を進めています。太陽光パネルのトレーサビリティの確保までご案内させていただきますので、記事をご覧になって気になった方は是非お気軽にお問い合わせくださいませ。

学校法人小松原学園 叡明高等学校様公式ホームページはコチラ
https://www.eimei-urawareimei.ac.jp/eimei/

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