導入実績
一度は断念も、薄型の太陽光パネルで導入を実現
菜の花エッグ様
業種
畜産業(養鶏場)
所在地
千葉県
設置場所
屋根
太陽光パネル数
35枚(薄型)
システム容量
19.8kW
目次
今回、薄型の太陽光パネルを導入されたと思いますが、その前に自家消費型太陽光発電を導入いただき一年が経ちました。実際の電気代の削減額はいかがなものでしたでしょうか?
原油高騰で上昇した部分も含めても、年間300万円ほどの削減になりました。
株式会社菜の花エッグ 梅原社長
菜の花エッグ様は※エコアクション21も取られたと思うのですけれども、その部分で太陽光発電が関わってきた部分は何かありましたか?
太陽光発電が導入される前の年と比べると当然CO2の削減に繋がっていた部分で効果があり、それがエビデンスの一つとなってエコアクションを取りました。今年1年を通してみて、 電気代に加え、再エネ由来の電気使用も全体の電気の9~10%を占めました。金額をベースとして見ると結果的には1割以上の効果がありました。
※エコアクション21…環境省が策定した日本独自の環境マネジメントシステム(EMS)
以前、脱炭素経営を行うことがこれからの業界の中で一つの区別される基準となるというお話があったかと思うのですけれども、梅原社長自身はそういった環境に関するお話をお客さまや、他のお取引先さまにもされることはありますか?
実際に数値をとって、きちんと公に認められるまでというものはまだ今後の話だと思います。今年1年経ったので、助走期間はあったとしても、それがどういう風に会社としてPRできるかというのは今年度からです。でも、よく話すのは例えば10年経った時に、会社が社員さんを募集するとなった時に、今後は小学生や中学生の方がSDGsのことを勉強しているので、そこを会社が取り組んでいないと、若者から応募されないという状況にはなりますよね。そこを見て、 やはりそういった取り組みはやらなければいけないよということは周りに伝えています。
薄型の太陽光パネルの設置に関して設置前に不安だったことや、最終的にその不安も払しょくして設置に踏み切ったキッカケを教えてください。
それ以上に増設したいという気持ちが以前からありました。今までは養鶏場全体の使用している電力の1割しか発電ができてなかったので、自家消費の発電量を増やしたく、養鶏場の屋根上も強度的に従来の太陽光パネルでは厳しいことも重々承知の上で、その増設の方法を模索して、サンエーさんから薄型の太陽光パネルを提案いただきました。台風等の自然災害に対して飛ばされないか等の懸念はありますが、1年保証の中でそのメーカーさんがそういった場合はもう無償で行いますという説明をサンエーさんから受け、最終的に導入に踏み切りました。
従来の太陽光パネルでは設置が不可だった屋根も、薄型の太陽光パネルで導入を実現。
薄型の太陽光パネルの設置に関して設置前に不安だったことや、最終的にその不安も払しょくして設置に踏み切ったキッカケを教えてください。
サンエーさんの担当営業さんより、情報提供およびご提案いただいて知りました。以前、本当は屋根設置が行いたかったのですが、穴開けをすることができず、野立ての設置にしました。当時、薄型タイプの太陽光はまだ普及していない段階だったので、今回提案いただいて嬉しかったですね。
実際に薄型の太陽光パネルを導入する上でトラブルやご面倒な点はございましたか。
養鶏場なので、中に鶏がいますから施工時に何かあったら困るなとは思っていましたけども、薄型の太陽光パネルの設置は架台の設置も必要ないので大きな音が立つこともなく問題もございませんでした。
最後に梅原社長にとって、改めて脱炭素に投資する理由とは何でしょうか。
投資する現金の観点で言えば、固定費を下げるメリットというのは十分あると思っています。現代においては、脱炭素の目的よりも、それが太陽光パネルを設置する1番の意義だと思っています。そして高騰するエネルギー価格は、しばらく下がることはないと思っています。太陽光発電で創った太陽光エネルギーをいかに自家消費するかということは、事業を行う上では非常に大きいです。そしてそれが結果的に環境経営に繋がります。先程も申し上げたように、会社としてそういうことを行わなければ、持続可能な経営というのは実現しないと思います。スタートは会社の運営の中で、その電気代の削減の施策として太陽光を設置して、その後先のメリットとして脱炭素経営を考えていくというような導入の仕方がスムーズなのではないかなというようなところです。
株式会社菜の花エッグ様
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