導入実績
躍進した太陽光発電システムの技術に安心
有限会社SP MODEL様

業種
製造・加工業
所在地
神奈川県
設置場所
屋根
太陽光パネル数
52枚
システム容量
22.1kW
目次
太陽光発電を導入するまで
有限会社SP MODEL様の事業について教えてください
弊社は主にこれから世の中に出る製品や、例えば試作品運用として使用される部品の製造に特化しています。特に、量産に入る前のテスト品や小ロット製造に強みを持っています。例えば、10個単位の少量生産や、何億もの機械装置に組み込まれる一部の部品の製造にも対応しています。私たちの製造する部品は、半導体、自動車といった幅広い業種向けのものが多いです。お客様から依頼されたワンパーツを確実に製造し、業界全体に貢献しています。
太陽光発電システムを導入したきっかけについて教えてください。
電力料金の上昇が大きな要因の一つでした。また、「太陽光発電を導入しています」と言うことで、企業としてのイメージ向上にもつながると考えました。補助金については、東京都の中小企業振興公社が提供する制度を利用しました。この補助金は導入費用の4分の3をカバーしてくれるもので、他の補助金よりも条件が良かったです。

有限会社SP MODEL 代表取締役 関根様
弊社を知っていただいた経緯について教えていただけますか?
銀行さんと一緒に進めていた取り組みの中で、銀行さんからの紹介がきっかけです。もともと別の会社で太陽光発電を導入しようとしていたのですが、その会社が途中で居なくなって、計画が進まなかったのです。その時、銀行さんから「ちょうどうちでも太陽光を取り扱っていますよ」と提案があり、銀行さんと連携して進めることになりました。結果的には、補助金も他の制度より良い条件で利用でき、最終的には満足のいく形で導入を進めることができました。また、銀行さんからの紹介ということで、信頼できる会社であるという安心感もあり、間違いないと感じました。
太陽光発電を導入してから
一番電力消費が多い機器にはどのようなものがありますか?
全体的に電力を消費する機器は多く、特にエアコンや空調設備は大きな電力消費源です。業務用のエアコンが10台あり、これらは常に稼働しています。機械自体の一度単位の温度管理が重要なので、機械の温度調整ができないと、作業が進まなくなってしまうため、空調の役割は非常に大きいです。空調はほぼ毎日のように稼働しており、その電力消費はかなりのものです。その他の機械も当然電力を使いますが、特に空調にかかる電力が大きいため、太陽光発電でその一部でも賄えれば非常に助かります。
電気代が一番高かったときというのはどのくらいまで上がりましたか?
2年前の2月頃、普段は1か月で50万から60万円ほどだった電気代が、100万円弱まで上がりました。やはり会社として非常に大きな負担でした。太陽光発電を導入してからは、平均して年間50万円ほどの電気代が削減されています。しかし、最近は電力会社の値上げや不安定な料金体系の影響もあり、金額ベースでは変動が見えづらい部分があります。ただ、使用量で追ってみると確実に削減効果が出ていることは間違いありません。

関根社長ご自身は、太陽光発電について最初に聞いたとき、どのような印象をお持ちでしたか?
当時は、太陽光パネルが高額で「回収ができない」というイメージがありました。元を取るまでに15年もかかるなら、導入するメリットはないと感じていました。しかし、補助金を活用しつつ、電力消費を削減し、さらに対外的に「SDGsに取り組んでいます」とアピールできるのであれば、導入しない方がもったいないという結論に至りました。昔は発電効率が低いイメージがありましたが、提案を受けていく中で今では飛躍的に技術が進化しており、十分な発電が期待できるなと印象が変わりました。
太陽光発電の導入に至るまで、社内でどのような話し合いがありましたか?
太陽光発電を導入するというのは、私自身の意向で決まっていた部分が大きいです。というのも、屋根がそのまま使われていなかったので、何も活用していないのはもったいないと感じていました。経理的な面でも、4、5年でペイでき、その後はプラスになることを考えると、導入しない理由はないと判断しました。使える場所を有効活用するという視点からも、太陽光発電は非常に有益です。さらに、太陽光パネルを設置することで、屋根の温度が下がり、熱効率が良くなるのではないかと考えました。実際、当社の建物は断熱にもこだわって建てたため、パネルを設置することでより多くのメリットが得られると考えました。そうした面からも、一石三鳥を狙って導入を決定しました。
御社の業界にとって、太陽光発電はおすすめだと思いますか?
おすすめだと思います。私たちの業界は電力を多く使う仕事なので、電力の消費を抑えるためにも太陽光発電は非常に有益です。ただ、特に東京都内では、屋根のスペースが十分にある企業が少ないのも事実です。ビルが増え、屋根をフルに使えるスペースが限られているため、導入が難しいケースもあります。もし十分なスペースがあれば、太陽光発電は非常に効果的な選択肢だと考えています。
最後に
最後の質問になりますが、太陽光発電設備設置を検討している方にアドバイスをください。
余裕のある大企業やSDGsを強調したい企業は別ですが、私たちのような中小企業では補助金の利用が欠かせません。補助金情報は必ず確認すべきです。中小企業にとって、補助金を活用しないと導入のメリットが少ないです。補助金情報は銀行や機械商社、コンサルタントから得ることが多いです。たまに「新しい補助金制度が始まりました」というメールやパンフレットが送られてくることもあります。そういった情報に常にアンテナを張っておくことが重要です。一般の人は補助金に関心を持たない限り、そういった情報を知らないことが多いですが、太陽光発電の導入を考えているなら、ぜひ積極的に情報を集めることをお勧めします。

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